土は、 沖縄本島中から、自らの足で探す。
なるべく掘ったままの
純粋な土を使って、その土の特徴を活かして作陶している。
しかし、 酒甕は小さい石が1つ混ざっても 酒が漏れる場合があるため
「水簸(すいひ)」という方法で不純物を取り除く作業が必要である。
水簸は 一工程に1か月かかり、
出来る粘土は150~200㎏。 窯焚きで使用する量は、一窯で600㎏。
それらから、酒甕に適した成分になるように土の配合を行う。
水簸のプロセス
自然のままの土が運ばれてくる。
網でこして、石やゴミなどの不純物を取り除く。
3日間おいて粘土が沈むのを待ち、上部の水を取り除く。
3日間おいて粘土が沈むのを待ち、上部の水を取り除く。
取り除いた水にはいい微生物が多く含まれているため、リサイクルしている。
ほどよく乾燥した粘土。寝かすほど粘りが出る。