沖縄には定期的に提供してくれる薪の専門業者がないため、
その都度自分で探さなくてはならない。
普段は、手に入った多種類の薪や廃材などを使っている。
廃材といっても、化学処理していない自然の木だけしか使わない。
多種類の薪を使うと、それぞれの燃え方の特徴がちがうので、 薪の性格に合わせた焚き方にする必要がある。
窯焚きを万全に進めるには、時間をかけた丁寧な準備が欠かせない。
今回は運よく贅沢な 琉球松が手に入った。 5日間の窯焚きに使う薪の量は、トラック1台分。
薪割りが終わると、この状態で2~3か月ほどかけて完全に乾燥させる。