2010年5月2日日曜日

窯焚き





穴窯は、 季節や天候などの自然の影響を受けやすい。登り窯と比べて非常にリスクが大きい窯である。
さらに、
収縮率が大きい沖縄の土や、焚き方がそれぞれちがう多種類の薪 といった条件からも、焚く人の技術が顕著に表れる。

芯まで焼き締めるには
1280~1300℃という非常に高温の焼成が不可欠であり
5日間(約110時間)かけて窯焚きをする。


酒甕を焼く穴窯は、自ら設計・築窯を行っている。



この難しい穴窯で窯焚きをするのは、自分への挑戦であり 楽しみである。







以下、窯焚き最終日(5日目)の様子。
 
最高温度時は、煙突から2メートルほど炎が上がる。

窯焚き後10日くらいかけて温度を下げ、窯出しをする。