2010年5月28日金曜日

2010 陶展開催中(5/31まで)

おかげさまで初日よりたくさんの方にご来場いただき、ありがとうございます。
会場では、ワークプロセスを追ったドキュメントDVDなども流しております。
5月31日(月)の最終日まで、作家も滞在しています。
ご来場を心よりお待ちしております。




本日(5/28)の沖縄タイムスに陶展の記事が掲載されております。
(以下に転記)

「波模様」を施した酒の風味増す器 ポール・ロリマー陶展

 ニュージーランド出身で南城市佐敷で作陶に励むポール・ロリマーの陶展が、
那覇市のリウボウ7F美術サロンで行われている。31日まで。

 酒の香りや味を引き出すため、土を成分分析して独自に調合し、化粧土のように使用。 酒の風味を引き出す酒甕(さけがめ)や酒器を中心に、計400点余りを展示している。

 「酒甕」 は、手びねりで成形した壷に、指を押しつけて波のような模様を全体に施した。焼き締めの陶肌に、淡い緑のダイナミックな灰かぶりが浮かび上がり、力強さを感じさせる。
 また別の「酒甕」 は南太平洋のココナッツの木でつくられた民芸品からヒントを得た。 ふっくらとしたフォルムと個性的な成形が目を引く。 

 どの酒甕も内側に金属の多く含まれる土が流し塗りされており、酒の風味が増す工夫がなされている。